日本語でメールをするとき,決まったように,最後は「よろしくお願いします」を使いますよね.そのせいか,私は英語でメールを書くとき,この「よろしくお願いします」をどのように表現したらいいか,よくGoogle先生に聞いてました(笑)
そこで出た答えは,「場合によって言い方が違う」ということです.日本語の,よろしくお願い致しますはとても広い意味で,裏を返せばとても曖昧です.何を,どのようにお願いしますなの?と疑問を持ちませんか?英語ではもう少し具体的にお願いする言い方になります.
例えば,以下のように「何かを依頼するとき(よろしくたのむね)」と「何かしてもらったとき(今後もよろしく)」の2つの場面で考えてみます。
何かを依頼したとき
- Thank you in advance
- Thanks in advance (TIAと略されることもある)
何かを依頼・お願いしたとき,例えば「会議の参加可否をメールで教えていただけませんか?」といったとき,その依頼メールの最後は,これから相手にとってもらう行動に対して感謝を述べるので「in advance」を付けます.
また,
- I would be grateful for your help
- I am looking forward to ~
なども使えます.あなたの協力を期待していますとか,あなたとのコラボレーションを楽しみにしていますといった意味合いです.
さらに,主語を変えて
- Your help would be very appreciated
などとも言えます.
何かしてもらったとき
- Thank you for your help
- Thank you for your kind cooperation
何かしてもらったこと,例えば協力してもらったときなどに使う表現.文の頭にもってきても良いですね(Dear ~,の後).
また,何かしてもらって,引き続き支援をお願いするときは
- Thank you for your continued cooperation
などと言います.
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日本的な「よろしくお願いします」
文頭で,英語のほうが具体的に,何を,どのようにお願いしますなのか伝えるということを言いましたが,やはり英語にも広い意味での「よろしくお願いします」はあります.文末で以下のように書きます。
- Most sincerely
- Yours very sincerely
もちろん,以前の記事で紹介した,Best regards, Sincerelyも使うことができます.
これらの表現になれて,スラスラ英文メールを書けるようになりたいですね.