本記事では、どんなシーンでも使う重要表現
『distinguish A from B = AとBを区別する、識別する』
を紹介します。
本表現を使う場面
例えば論文やレポートの中で
- 「物質AとBを区別するのは難しい」とか
- 「この手法は領域AとBを区別することができる」
といった表現は良く使います(使いたくなりますよね)よね。
「AとBを区別する、識別する」の英語表現
-
distinguish A from B
AとBを区別する、識別する
以下、例文を紹介します。
- 本表現を使う場面
- 「AとBを区別する、識別する」の英語表現
- distinguish A from B を用いた例文
- 同じ「AとBを区別する」という意味の別の英語表現
- 他の例文を見つけたい方はこちら
- まとめ
distinguish A from B を用いた例文
[例文1]
It is difficult to distinguish material A from B.
物質AとBを区別するのは難しい
[例文2]
This method can distinguish region A from B.
この手法は領域AとBを区別することができる
応用編:distinguish ~ from other ... の使い方
上の表現を少し変えて、
「distinguish ~ from other ... = ~を他の...と区別する」
と表現することができます。例文としては以下の通り。
[例文3]
Deep learning can distiguish pedestrians from other objects.
ディープラーニングは歩行者と他の物体を区別することができる(歩行者を識別することができる)
[例文4]
He distinguished infection A from others.
彼は感染症Aを他のもの(他の感染症)と区別した
区別・識別する手段を言うとき
「~によって区別・識別する」などと手段を言いたいときは『by』を使います。
[例文5]
Object A can be distinguished by machine learning technique.
物体Aは機械学習技術によって識別される
【スポンサーサイト】
同じ「AとBを区別する」という意味の別の英語表現
また,「AとBを区別する」を区別する他の表現として以下のものも挙げられます。
- tell A from B
- tell the difference between A and B
などがあります.tellのほうがよりカジュアルな印象です。
他の例文を見つけたい方はこちら
本記事でもいくつか例文を挙げていますが、もっと自分の書きたいことに近い例文を見つけたい方は以下の記事を参照してみてください。
以下の記事では
- Google検索・サジェスチョンを用いた例文検索や、
- 英語表現検索サイト
を紹介しています。
私は英作文にかなり使えると思っています(実際に私が使っています)。
参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
特に論文やレポートで必ずと言っていいほど使う表現ですので、是非覚えましょう。
また tell を使った表現も併せて覚えましょう。こちらのほうがカジュアルなので、日常会話ではこちらが良く使われる印象です(筆者の感覚)。
また、上で示した「distinguish ~ from other ...」を用いることで『~を識別する』というニュアンスが強まります。
私は機械学習の識別器を用いた研究をしているため、この表現は重宝しています(ちょっとコアな意見かもしれませんが笑)。