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whereas の使い方([意味] に対して、一方で)【例文付き】

【本記事の目次】

英語の論文やレポートを読んでいるとたまに出くわす「whereas」の単語。なんとなく意味はわかるけど、実際自分が書くときはどうやって使うのか・・・と疑問を持ったため、調べて見ました。whereasの単語自体は以下のような意味です。

  • whereas 
    = ~であるのに対して(反して)
    = ~である一方で
    = ~だがところが

本記事ではこのwhereasを用いた例文を用いて使い方を説明していきたいと思います。

whereasの例文 (~に対して(反して))

[例文1]

Whereas 30 percent of Europeans stress in their work, 80 percent of Japanese feel so.
ヨーロッパ人は30パーセントの人が仕事でストレスを感じているのに対し、日本人は80パーセントの人がストレスと感じている
※データは正確ではありません。あくまで例文用に筆者が勝手に決めたものです

[例文2]

Whereas many Europeans can speak over 3 languages, it's difficult for Japanese to speak even English.
多くのヨーロッパ人は3ヶ国語以上を話すのに対し、日本人は英語さえ話すのが難しい

whereasの例文(~である一方で)

[例文3]

Whereas Europeans wear casuals (jeans and T-shirts, etc) in office, most of Japanese wear suite.
ヨーロッパの人たちはオフィスでカジュアルな洋服(ジーンズやTシャツなど)を着る一方で、ほとんどの日本人はスーツを着る

 

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まとめ

上の例文を見てわかるように、「~に対して」と「~である一方で」は和訳の際に入れ替えてもそれほど違和感はありません。ただ、「~に対して」の例文は数字が入っているものを挙げました。理由は、数字で二つの事象を同じ基準で比べているので、「~に対して」という意味がマッチすると思ったからです。私としては、このように数字で二つの事象を比べるときにwhereasがよく使われているという印象を持っています。ですので、そのようなシチュエーションに遭遇したときに、私も文章のなかでwhereasを使うようにしています。参考になったら幸いです。