本記事では、科学論文には必須である、現象とその原因を記述する表現を紹介します。以下の表現を使えば、一文の中に現象と原因を両方書くことができて、読者にとってわかりやすい文になります。また、くだけた和訳をすると「~のせいにする」という意味になるので、非常に使いやすい表現であることもご理解いただけると思います。
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attribute ~ to ・・
~の原因を・・のせいにする、帰属させる
以下、例文を用いて具体的な使い方を紹介します。
attribute ~ to ・・を用いた例文
[例文1]
Researchers attribute this disease to less exercise.
研究者達は、この病気は運動不足のせいだと言っている(この病気の原因を運動不足のせいにする)
[例文2]
His study attributed the rise of crime rate to recent economic status.
彼の研究は犯罪率の増加は最近の経済状況が原因だとしている(最近の経済状況のせいで犯罪率が増加している)
[例文3]
He attributed his failure to collegues.
彼は彼の失敗を同僚のせいにした
[例文4]
The player attributed the defeat to audiences.
その選手は敗北を観衆のせいにした
[例文5]
Her grand mother attributes her longevity to the food she eats.
彼女のおばあちゃんは食事が長寿の秘訣であると述べた(食事のせいで長寿である)
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まとめ
「~の原因を・・に帰属させる」といった、科学論文やレポートで使う硬い表現としても使えるし、「・・のせいにする」というくだけた表現としても使えます。非常に使いまわしがきくし、前述したとおり現象と結果が一文に入るので読者に伝わりやすい表現であると私は思います。原因を述べる表現としては「because, because of 」が最もメジャーですが、是非このattribute toも使って見てください。