論文やレポートの中で、
「代用する、代わりに~を使う」
という表現はよく使われます。
例えば、科学論文の中で、ある物質や方法などの「代替」手段を書いたりする場合で使われます。
本記事ではその「代用する、... の代わりに~を使う」の英語表現を紹介します。
「代用する、... の代わりに~を使う」の英語表現
-
substitute ~ for (in) ・・
・・の変わりに~を使う
代用する
以下、substitute ~ for (in) ... を用いた例文や類似表現を紹介します。
substitute ~ for (in) ... を用いた例文
[例文1]
We substituted material A for material B.
我々は物質Aを物質Bの代わりに用いた
[例文2]
The method C is substituted for the method D.
手法Cが手法Dの代わりに用いられた
[例文3]
The result is substituted in (or into) the first equation.
その結果は最初の式に代入される
[例文4]
Is it possible to substitute this materials for them?
この素材をそれらの代わりに使うことは可能でしょうか?
2つ目、3つ目の例文のように受身で使われることが多いです.
名詞としても使える
substituteは名詞として「代用品,代わりの人,補欠」などの意味で使えます.
名詞として使った例文としては
[例文5]
There is no substitute for studying hard.
勤勉に代わるものはない
[例文6]
What would be the substitute service for Facebook?
フェイスブックの代替となるサービスは何でしょうか?
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類似表現
科学論文で非常によく用いられる表現ですので,覚えておきましょう.
また,substituteを用いた表現は他にもあって,例えば
- substitute ~ with ...
~と・・・を置き換える
また、sibstitudeを用いずに「代用する」を意味する英語表現は以下のようなものがあります。
- use ~ in the place of ...
・・・の変わりに~を使う(置き換える) - replace
などです.
いずれも重要な表現なので併せて覚えましょう。
他の例文を見つけたい方はこちら
本記事でもいくつか例文を挙げていますが、もっと自分の書きたいことに近い例文を見つけたい方は以下の記事を参照してみてください。
以下の記事では
- Google検索・サジェスチョンを用いた例文検索や、
- 英語表現検索サイト
を紹介しています。
私は英作文にかなり使えると思っています(実際に私が使っています)。
参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
過去の研究や方法からの差分を述べるとき、例えば、
「我々の研究ではAではなくBを用いました」などと言いたい時に使える表現です。
これが言えると先行事例との差をはっきりさせることができるので是非使いましょう。
ちなみにこの表現は、みんなご存知英語勉強のバイブル『Duo 3.0』のSection 8でも出てきます。
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