英語論文・レポート・メールの書き方 - 使える英語表現・フレーズ集 -

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「識別・認識・区別する」の英語表現とその違い・使い分け:discriminate, distinguish, identify, recognize, , , etc

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「識別・認識・区別する」の営業表現とその違い・使い分け

科学論文やレポートを書くとき、あるものとまた別のものを「識別する」という表現を良く使いませんか

私は特にディープラーニングなどの機械学習の領域で研究をしているので、クラス分類問題などでよくこの「識別する」という表現を使います。

本記事ではその「識別・認識・区別する」を意味する英語表現を紹介します。

 

「識別・認識・区別する」の英語表現

以下の単語はいずれも「識別する」というニュアンスで使うことができます。

  • discriminate

  • distinguish

  • identify

  • recognize

 

以下、それぞれ例文とニュアンスの違いを紹介します。

 

 

 

二つのものを区別して認識するdisctriminate, distinguish

複数の物事の違いを区別する意味合いで使われるdiscriminateとdistinguish

文語的な表現であることから論文やレポートで非常に良く使われます。

特に私の研究分野である機械学習パターン認識ではクラス分類・識別問題に関する論文で必ずと言っていいほど出てきます。

 

discriminateの例文

[例文1]

This technique can disctiminate images containing human faces from images of paysage.
この技術は風景画像の中から人の顔を含む画像を識別(区別)する

 

distinguishの例文

[例文2]

He can distinguish the type of digital camera by appearance.
彼は外見からデジタルカメラの種類を区別することができる

 

「A from B」 や「 by ~」を併せて使おう

「識別する」という表現には当然

  • 「何と何を(何から何を)識別するの?」、
  • 「何によって識別するの?」

 という説明が必要になってきます。

そのときに使えるのが以下の表現。併せて使って、読者にわかりやすい説明を心がけましょう。

  • A from B = B から A を(A と B を)
  • by ~ = ~によって

上の二つの例文にいずれの表現も含まれているので参考にしてみてください。

 

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本物かどうかを識別する identify

先に例に挙げたdiscriminateやdisringuishは他のものと「区別」すること、つまり差を見ることで認識していますが、

このidentifyは、他との差を見るのではなく、そのものが本物であるかどうか、探していたものであるかどうかを評価基準とした識別をします。

そういうわけで、このidentitfyは「同定する」とも訳されます。

 

[例文3]

We can identify rice made in Japan by taste.
我々は味によって日本産のお米を識別することができる。

 

見た・聞いたことのある同一人物・物を識別する recognize

一度見たことのある人物や聞いたことのあるもの、または前提知識が十分にあるものを認識・識別するのが recognize です。

つまり既に知っているものを対象として扱います。

 

[例文4]

We have to recognize the recent weather as unusual.
我々は最近の天気を「普通ではない」と認識しなければならない
(以前の天気を知っているため、recognizeを使う)

 

まとめ

本記事で紹介した「識別・認識・区別する」の英語表現の違いをまとめておきます。

  • discriminate, distinguish :複数の物事の違いを区別する
  • identity : 本物かどうか、探していたものかどうかの観点から識別する
  • recognize :一度見たことのあるもの、前提知識があるものを識別する

 

論文やレポート、報告書を書くときに必ずと言って良いほど「識別・認識・区別する」と言った表現を使うと思います。その際、これらの単語をニュアンスで使い分けることは非常に大切です!