本記事は【数学の記号】、集合で用いる"∈"、"∋"の英語での言い方を紹介します。
このカタカナの「ヨ」、もしくはアルファベットの「E」のような数学記号、英語で何て言うかわかりますか?
論文やレポートでは数式で出てくるので意味さえわかれば英語で言う必要はないのですが、国際会議などプレゼンテーションでは口頭で説明する必要も出てきます。
本記事を読めば、この記号の英語での言い方を学ぶことができます。
まず丁寧な言い方を紹介、以下のように言います。
-
α ∈ A
The element α is a member of the set A. -
A ∋ α
The set A contains the element α.
以下、この記号の意味と、別の英語表現を紹介します。
- 集合で用いる記号:"∈"、"∋"の意味
- 集合で用いる記号:"∈"、"∋"の英語表現
- 他の言い方(より簡単な言い方)
- 他の例文を見つけたい方はこちら
- Twitterでも論文・プレゼンで使える英語表現をつぶやいています
- まとめ
集合で用いる記号:"∈"、"∋"の意味
まずは記号自体の意味、"∈"、"∋"の記号の意味はそれぞれ以下の通りです。
- α ∈ A :要素αが集合Aに属する
- A ∋ α :集合Aは要素αを含む
意味としては同じですが、二つとも「要素αが集合Aに含まれる」という意味になります。
しかし、主語がαなのかAなのかによって使い分けます。
集合で用いる記号:"∈"、"∋"の英語表現
次に、この記号の英語での言い方は以下の通りになります。
- α ∈ A :The element α is a member of the set A.
- A ∋ α :The set A contains the element α.
他の言い方(より簡単な言い方)
上で紹介した言い方以外にも、他の英語表現が存在します。例えば以下のように、上記の言い方よりもより簡単な、よりラフな言い方ができます。
α ∈ A
- α is a member of A.
- α is in A.
- α belongs to A
A ∋ α
- A includes α.
また、集合を意味する「set」や要素を意味する「element」は省略可です。
こっちの簡単な表現のほうが、プレゼンテーションなどでは使えますね。
是非、両方覚えて、コンテキストによって使い分けましょう。
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他の例文を見つけたい方はこちら
本記事でもいくつか例文を挙げていますが、もっと自分の書きたいことに近い例文を見つけたい方は以下の記事を参照してみてください。
以下の記事では
- Google検索・サジェスチョンを用いた例文検索や、
- 英語表現検索サイト
を紹介しています。
私は英作文にかなり使えると思っています(実際に私が使っています)。
参考にしていただけたら嬉しいです。
Twitterでも論文・プレゼンで使える英語表現をつぶやいています
私のツイッターアカウント(@eng_paper_repo)でも英語表現をつぶやいています。特に私が英語を使うシチュエーション、論文・レポート執筆、プレゼンテーション、Eメールで用いる英語表現を中心に発信していますので、興味のある方は是非フォローしてください。
まとめ
数学を用いる方で、プレゼンの機会がある方は是非覚えたい表現です。これからも数学記号の英語表現に関する記事を増やしていく予定なので、読んでいただけたら幸いです。