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"separate"を用いた「分ける・分割する、区別する」の英語表現【使い方】

【本記事の目次】

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「分割する、区別する」の英語表現

本記事では"separate"を使った英語表現を紹介します.具体的には「分ける・分割する」や「区別する」といった言い回しを適切な前置詞と共に紹介します

  • separate ~ (into ・・)
    ~を分ける・分割する

  • separate ~ from ・・
    ~を・・・から区別する

例文としては以下のようなものがあります。

例文(separate ~ into)

「separate ~ into ・・parts」は、~を・・分割するという意味になり,多くの場面で使える表現ですので是非覚えましょう。例文は以下の通り。

[例文1]

As output files are too many, we should separate them into several folders in order to manage.
出力ファイルが多すぎるから,管理しやすくするためにそれらをいくつかのフォルダに分けるべきだ

[例文2]

He separates that module into two parts because it has two functions.
彼はそのモジュールが二つの機能を持っていたため,二つに分割した

他にも「separate ~ into ・・ types」という使い方もある

「separate ~ into ・・parts」と非常に似ていますが、「types」を使うこともできます。意味もほぼ同じです。

[例文3]

We can separate our functions into manual and automatic types.
我々の昨日は手動と自動の二種類のタイプに分けることができます

例文(separate ~ from)

先ほどの「into」を用いた場合は「〜に分割する」という意味ですが、今度は「from」を用いて「・・から〜を区別する、・・と〜を区別する」という表現を紹介します。

[例文4]

In this context, material A is separated from material B.
この文脈では,物質Aは物質Bと区別される

[例文5]

This method can separate alcohol from water.
この方法はアルコールと水を分離することができる

 

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「区別する」という意味の類似表現

本記事のseparateを用いたもの以外にも、「区別する」を意味する英語表現が存在します。例えば distinguish を用いたものです。以下の記事では distinguish の使い方を解説しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

distinguishの使い方・例文

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また、もう少し意味を広げて「認識する、識別する」という英語表現は複数存在し、それらの使い分けについては以下の記事で解説しています。具体的には、discriminate、distinguish、identify、recognizeといった単語の使い分けについてです。是非併せてご覧ください。

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まとめ

科学論文では頻出の表現ですよね.intoやfromの使い方をマスターして,論文でもプレゼンでも,多くの場面で使っていきましょう.

また,私は仕事で,プログラミングで開発を行っているのですが,例文にも書いたようにファイルを分割するとか,モジュールを分けるとか,とにかくこの表現を使います.単語自体簡単で,誰にでも伝わる表現ですので本当に使いやすいです.