本記事では
- 今後は
- これからは
- 将来的には
を意味する英語表現 「going forward」 を紹介します。
英語メールや会議、ビジネスの現場で以下のような文を書いたり、言ったりしたいと思ったことはありませんか?
- 今後はこの手順で進めていきましょう
- これからは毎週月曜日に報告をお願いします
- 将来的には、このプロセスを自動化する予定です
本記事の英語表現や例文を参考にしてもらえれば、このような表現を書いたり、話したりすることができます。
それでは、以下、早速見ていきましょう。
- 「going forward」の意味
- 「going forward」の文法的なポイント
- ビジネスメールで使える例文
- 会議・プレゼンで使える例文
- 「going forward」と似た表現との違い
- まとめ
「going forward」の意味
going forward は:
- 今後は
- これからは
- 将来的には
という意味で使われます。
直訳すると「前に進んでいく」となりますが、ビジネス英語では「過去のことは踏まえた上で、これから先はどうするか」を示す表現として非常によく使われます。
特に会議の締めくくりや、方針変更・改善策を伝えるメールなど、「今後の方向性を示す」場面で頻繁に登場します。ネイティブのビジネスパーソンが日常的に使う、こなれた表現のひとつです。
「going forward」の文法的なポイント
going forward は副詞句として機能し、文頭・文末のどちらにも置くことができます。
Going forward, + 主語 + 動詞 ... (文頭)
主語 + 動詞 ... + going forward. (文末)
どちらも意味は同じですが、文頭に置くほうが「今後は~」という意図をより強く打ち出すことができます。ビジネスメールや会議では文頭に置くケースが多いです。
① 文頭に置く例
Going forward, we will hold weekly check-in meetings.
= 今後は、週次のチェックインミーティングを開催します
② 文末に置く例
We will follow the new process going forward.
= 今後は新しいプロセスに従って進めます
③ "moving forward" との置き換え
going forward と moving forward はほぼ同じ意味で使われ、多くの場面で置き換え可能です。どちらもネイティブが頻繁に使う表現ですが、違いについては後述の比較表を参照してください。
ビジネスメールで使える例文
[例文1]
Going forward, please send all reports directly to the project manager.
= 今後は、すべての報告書をプロジェクトマネージャーに直接送付してください
[例文2]
Going forward, we would like to schedule a monthly review meeting with your team.
= 今後は、御社チームとの月次レビュー会議を設けたいと思っております
[例文3]
Please note that going forward, all invoices must be approved by the finance department before submission.
= 今後は、すべての請求書は提出前に財務部門の承認が必要となりますのでご注意ください
[例文4]
Going forward, any changes to the schedule should be communicated at least three days in advance.
= 今後は、スケジュールの変更は少なくとも3日前に連絡していただくようお願いします
[例文5]
We apologize for the inconvenience and will ensure this does not happen going forward.
= ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後はこのようなことが起きないよう努めてまいります
会議・プレゼンで使える例文
[例文6]
Going forward, our main priority will be improving customer satisfaction.
= 今後の最優先事項は、顧客満足度の向上となります
[例文7]
Going forward, I'd like each team to submit a weekly progress update every Friday.
= 今後は、各チームに毎週金曜日に週次進捗報告を提出していただきたいと思います
[例文8]
Let's discuss how we can improve our communication going forward.
= 今後、コミュニケーションをどのように改善できるか話し合いましょう
[例文9]
Going forward, the new system will handle all data processing automatically.
= 今後は、新システムがすべてのデータ処理を自動的に行います
[例文10]
Going forward, we will be working more closely with the overseas team to ensure consistency.
= 今後は、一貫性を確保するために海外チームとより緊密に連携していきます
「going forward」と似た表現との違い
「今後は・これからは」を意味する英語表現はいくつかありますが、ニュアンスや使われる文脈に違いがあります。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| going forward | 「今後の方向性・方針」を示す。ビジネス会議・メールで最頻出。やや口語的なニュアンスもある |
| moving forward | going forward とほぼ同義。「前向きに進んでいく」という積極的なニュアンスがやや強い |
| from now on | 「今この瞬間から」。即時性が強く、ルール変更や指示の伝達によく使われる |
| in the future | 「将来的には」。漠然とした未来を指す。具体的な行動方針よりも展望を語る場面に向く |
| henceforth | 「今後は」の非常にフォーマルな表現。法律文書・公式声明で使われる。会話では使わない |
going forward は「今後の行動方針・やり方を提示する」というビジネス文脈に最もフィットする表現です。from now on と意味が近いですが、going forward のほうが「組織・チームとして前進する」という協調的なニュアンスを含みます。
まとめ
ビジネスメールや会議で「今後は~」「これからは~」と言いたいときに going forward は非常に便利な表現です。
ポイントをおさえておきましょう:
- going forward:今後は・これからは・将来的には
- 文頭に置くと「今後は~」という意図がより強く伝わる
- moving forward とほぼ同義で置き換え可能
- from now on(即時性が強い)や in the future(漠然とした将来)との使い分けを意識しよう
- 論文よりもビジネスメール・会議・プレゼンで特に活躍する表現
ぜひ、自分のビジネスメールや会議の場で使ってみてください。