プレゼンテーションでは物事を順を追って説明します。
例えば
「今日のアジェンダです、まず〜を説明して、次に・・」や
「実験の手順としては、最初に〜をして、次に〜、最後に〜をします」
など。
本記事では、そのときに使う「まずはじめに、次に、最後に」の英語の言い方とその使い方を紹介します。
私の経験上、例えば一度のプレゼンテーションの中でも複数回この表現を使ったりするほど、頻出の表現ですので、必ず覚えましょう。
まずは「まずはじめに、次に、最後に」の英語表現を紹介します。
-
First, ~. Then, ~. Finally, ~.
= まず~.次に~.最後に~.
次に例文や使い方を説明します。
- first, then, finallyを用いた例文
- 要素数が2つ以下、もしくは4つ以上のとき
- 能動態と受動態を組み合わせると良いリズムになる
- 英語プレゼンで使える他の英語表現はこちら
- 他の例文を見つけたい方はこちら
- まとめ
first, then, finallyを用いた例文
[例文1]
First, we will show conventional methods. Then, our latest method will be shown. Finally, ...
まず,従来手法を紹介します.次に,我々の最新の手法をお見せします.最後に...
[例文2]
First, we normalize input data as pre-processing, then we perform machine learning. Finally, classification table is shown.
まず、入力データに対して正規化を行って、次に機械学習します。最後に分類表が示されます。
順を追って説明する時にはマストな表現です.
要素数が2つ以下、もしくは4つ以上のとき
要素数が2つ以下の場合、短くして(FirstとFinallyだけで)使うこともできますし,長くする場合(4つ以上)は,thenを繰り返します.
First..., Then..., Then..., Then..., Finally
といった感じ.
thenの繰り返しではなく、もっと上手な(凝った)表現もありますが、初心者はこれでOK。十分伝わります。
能動態と受動態を組み合わせると良いリズムになる
上の例文など,プレゼンする人(もしくは筆者)が説明していく場面ですよね.
つまり素直に文章を作ると,全ての文で主語が「I (または we)」になってしまいます.
それでも間違いではないのですが,
とても単調なプレゼンや論文になってしまうでしょう.
そこで,上の例文の第二文のように,説明するものを主語に持ってきて,受動態で書き換えるようなことをすると単調にならず,リズムが生まれます.
どういうことかというと,まず上の文章の主語を全て we にすると
[例文3]
First, we will show conventional methods. Then, we will show our latest method. Finally, ...
この例では文の数まだ2つなので大丈夫ですが,もっと複数の文章を順を追って説明する場合,we will がずっと続いて単調になってしまいます.
ですので,最初に示した例文のように受動態を使うなどして主語を入れ替えてみると,同じことを言っていても単調になりにくいです.
こんなふうに
[例文4]
First, we will show conventional methods. Then, our latest method will be shown. Finally, ...
英語プレゼンで使える他の英語表現はこちら
本記事で紹介した表現の他にも、例えば以下のように英語プレゼンで使える表現を紹介しています。
興味のある方は是非併せてご覧ください。
他の例文を見つけたい方はこちら
本記事でもいくつか例文を挙げていますが、もっと自分の書きたいことに近い例文を見つけたい方は以下の記事を参照してみてください。
以下の記事では
- Google検索・サジェスチョンを用いた例文検索や、
- 英語表現検索サイト
を紹介しています。
私は英作文にかなり使えると思っています(実際に私が使っています)。
参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ
First, then, finallyは英語のプレゼンのどの教科書にも出てくるような,とても重要な表現です.これはいろいろな場面で使うし,初心者だけでなく,全員が使います.
この表現をつかって説明できるかどうかで相手の理解度がまったく変わってくるので,是非試してみてください.