仕事の中で,英語でEメールのやりとりをする方は多いはず.そのメールの中でとても重要な,そして頻出の表現といったら「お礼」でしょう.本記事ではお礼の英語表現を紹介します.特に,相手によって(丁寧さのレベルに依って)表現を使い分けられるように,紹介したいと思います.
英文メールでの代表的なお礼の表現
まず、代表的な英文メールにおけるお礼の表現を紹介します。
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(丁寧 Max)I would like to express my appreciation
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(丁寧 Medium)I really appreciate
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(普通)Thank you (so much / very much)
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(友人)Many thanks / Thanks a lot
次に、これらを用いた例文を紹介していきます。
例文(丁寧 Max)
[例文1]
I would like to express my appreciation for your participation in today's meeting.
今日の会議に参加していただきまことにありがとうございます.
[例文2]
I would like to extend my appreciation to you for organizing the conference.
カンファレンスをアレンジしてくださり本当にありがとうございます
上の例文のように,expressの代わりにextendも使えます.
それから,appreciationの後には「to 人 for 動詞ing」と使えば,何に感謝しているかが明確になります.
また,さらに感謝を強く表したい場合には,「my deep appreciation」や「my profound appreciation」とすればappreciationが強調されます.
例文(丁寧 Medium)
[例文3]
I really appreciate everything you've done for me.
いろいろしていただき本当にありがとうございます
文章の前段に,何に対して感謝しているかが記載されている場合は,シンプルに I really appreciate it として使えます.
また,謝るときにも使えます.例えば,
[例文:謝るとき]
I really appreciate all your trouble.
ご迷惑をおかけしました.
日本人的には「I'm sorry for ... 」を使ってしまいそうですが,ここは頭を英語脳にして,appreciateを使いましょう.
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例文(普通)
[例文4]
Thank you so much.
どうもありがとう
これは解説不要ですね.英語Eメールに慣れてきたら「Thank you for 動詞ing ...」として,何に対して感謝しているのかをより明確にするように心がけましょう.
例文(友達)
[例文5]
Many thanks
ありがとう!
これも説明不要ですね.ただ,これが友人に対するフレンドリーな表現であることはしっかり覚えましょうね.Many thanksって英語が少し慣れてきたときに使いたくなる表現ですが,使う相手はあくまでも友人,ビジネスシーンではないことには注意してください.
併せて覚えたい「お詫び」の英語表現
本記事では「お礼」の英語表現を紹介しましたが、併せて「お詫び」の英語表現も覚えましょう。お礼とお詫びの両方を使いこなして、礼儀正しいやりとりを心掛けてください。
以下の記事で「お詫び」の英語表現をまとめているので是非ご覧ください。
まとめ
英語のEメールで,感謝は必ず言います.特にメールの一文目に見ることが多いと思います.これはフォーマットなので,本記事の感謝の表現を覚えて使いましょう.そして相手に合わせて表現を変えられるようにしましょう.
ちなみに,携帯のメールやチャットでも感謝の表現は必須なので,この記事に書かれている内容は非常に重要ですよ!