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「その時までに、それまでに」の英語表現 とその使い方: by then, 他

【本記事の目次】

本記事では「その時までに」、「それまでに」を意味する英語表現とその使い方(例文)を紹介します。

基本的な表現ですが、「by ・・・ なんだろう?」と意外に出てこないだと思います。良く使う表現ですので以下に例文を用いて使い方をまとめたいと思います。

  • by then
    by that time
    by the time 
    その時までに、それまでに

 

以下、これらの英語表現を用いた例文と簡単な解説を紹介します。

 

 

by then を用いた例文

[例文1]

By then, he was already thinking about a next strategy for business.
その時までに、彼は既にビジネスに関する戦略を考えていた

 

[例文2]

You need to obtain these document by then.
その時までに君はこれらの書類を取得しておく必要がある

 

by that time, by the time を用いた例文

by the time は上の by then と大きな違いはないので、同じように使うことができます。

個人的には、 then を使うより that time, the time を用いたほうが、「「その時」の「その」が明確」である印象を受けます。

 

それまでの文脈に「その」が指す時間が出てきていたら by that time または by the time を使うようにしています。例文は以下の通り。

 

[例文3]

She made her mind by that time.
彼女はその時までに考えを固めていた

 

[例文4]

You should be ready by the time.
その時までに支度しておくのよ

 

文頭でも文末でも使える

例文をご覧いただくとわかるように、by then, by the time、by that time は文頭でも文末でも使うことができます。

これは非常に使いやすくて、会話などでも常用できます。

また、文末につけるときはリズムにもなります。「~~~ by then.」と文が終わるのは、会話のときには特にとても良いリズムです。

 

まとめ

非常に良く使う表現でありながら、意外と出てこない by then や by that time。

「by」まではわかるんだけど、その後何を使えばいいのだろう?と迷ってしまう方に参考にしていただけたら嬉しいです。

特に会話の場合は瞬発力が必要なので、こういった表現をストックしておきましょう。