科学論文やレポートにおいて、メインのトピック意外にも「下準備」として行ったことを説明する文章を書くことがあります。その時に使える英語表現です。
-
pave the way for ~
~の下準備をする、下地を作る、地固めをする
例文としては以下のようなものがあります
【スポンサーサイト】
pave the way for を使った例文
- The elder generation should pave the way for the future of young generation.
年配の世代は若い世代の未来のために下地を作るべきである
- These source code modifications paved the way for adding new features to our system.
これらのソースコードの修正は我々のシステムに新しい特徴を追加するための下準備だった
- This business model paves the way for musician's success.
このビジネスモデルはミュージシャンの成功への道を切り開いている
for を使わない場合
もちろん、for を使わなくても文として成立します。例えば以下のような文が考えられます。
- His activities are paving the way in the scientific field.
彼の活動は科学領域において道を切り開いている
pave = 舗装する、覆う、敷く
pave という単語のいみは「舗装する、覆う、敷く」です。これを聞けばpave the wayのイメージが沸きますね。この単語自体の意味を知れば「pave the way -> 道を舗装する ->下準備をする」と、納得すると思います。
もちろん、「the way」以外を使うこともできます。例えば、
- pave a new path = 新しい道を開く
などがあります。
まとめ
下準備をするとか、下地を作る、道を切り開くと聞くと少々堅い(日常会話の感覚ではかっこよすぎる?)印象を受けますが、論文やレポートでは少々堅いくらいが丁度いいのです。私も始めてこの表現を見たとき「あまり使わなそう・・」という印象でしたが、予想に反して結構使います(笑)