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英語論文・レポート・メールの書き方 - 使える英語表現・フレーズ集 -

社内報告書や技術論文,Eメールなどで使える便利な英語表現・熟語,書き方や作法を書き留めていくブログ

identify, clarify, define (= 明確にする) の使い分け

論文やレポートでは物事をはっきりさせるために「明確にする」という表現を使います.この表現は,その論文の意義や結論を述べるときに非常によく用いられるため,意味的に考えても重要な表現です.

この「明確にする」という意味の英語を考えると、identify, clarify, defineといった単語が思い浮かびます.本記事ではこれら3つの単語の使い分けについて説明したいと思います.

 

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identify

IDカードの「ID」はidentificationです.つまり,あるものとあるものの対応をとる事(これはリンゴ,これはミカン,など)を意味します.よく「同定する」などと訳されます.ですから,例えば複数の物があって,1つ目はA,2つ目はB・・・などと対応関係を明確にする場合はidentifyを使います.

clarify

物事をclear(クリア)にすることです.つまり結論がわからない状況や曖昧な状況を明確にするときにclarifyを使います.

define

物事を定義・決定するときに使います.特に,範囲や役割を決めるときは,このdefineを使います.defineが使われるときは客観的にではなく,主観的に物事を決める場合が多いです.例えば,

- We defined the scope of survey.
我々は調査範囲を定義した

- He defines his role by himself.
彼は彼の役割を自分で定義する

といったように,主観が入った意味のときに使われます.

 

どれも非常によく使う表現なので,意味を理解して使い分けましょう.そうすれば読み手にとって非常に親切な(読みやすい)文章になるはずです.