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英語論文・レポート・メールの書き方 - 使える英語表現・フレーズ集 -

社内報告書や技術論文,Eメールなどで使える便利な英語表現・熟語,書き方や作法を書き留めていくブログ

英語論文のタイトルの書き方『短く,そして具体的に!』

論文・レポート

論文のタイトルは非常に重要です.どんなに本文の内容がすばらしくても,タイトルが悪いと読んでもらえないことが多いです.論文は読んでもらってナンボ!

ということで,本記事では英語論文のタイトルの書き方について書こうと思います.抑えるポイントは以下の二つだけ.

  • できるだけ短く
  • できるだけ具体的に(内容を特定できるように)

以下,この点についてもう少し具体的に説明したいと思います.

 

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 タイトルはできるだけ短く!

参考論文の調査をしたことがある方はわかると思いますが,短いタイトルこそ目に留まります.一般的には10~15ワードが良いと言われているようです.どうしても長くなってしまう場合は,コロンで区切るなどして,サブタイトルとして加えるのも手です.

できるだけ具体的に!(内容がわかるように)

「短いタイトルを付ける」と言っておきながら,内容も具体的にと注文するのはなかなか酷かもしれませんが,この二点を兼ね備えたタイトルこそ「良いタイトル」なのです.

例えば,以下の書籍「かならず書ける英語論文」では,タイトルの良い例・悪い例として,以下のようなサンプルを挙げています.

[悪い例]

Modeling Room Acoustics(室内音響のモデル化)

 

[良い例]

Modeling Room Acoustics in Non-Concert Holl Settings非コンサート・ホール環境における室内音響のモデル化)

悪い例は確かに短いですが,意味が広すぎてどんなことが書かれている論文であるかわかりにくいですよね.一方,良い例では「in Non-Concert Holl Settings」という具体的な情報が加わっていて,より具体的になっているのは一目瞭然でしょう.

この例文の出典はこちら

理科系のためのかならず書ける英語論文―論文作成用ヘルプ・シート付き

理科系のためのかならず書ける英語論文―論文作成用ヘルプ・シート付き

 

 この本はページ数は少ないですが,例文がたくさん載っていて読みやすいし使えます.初めて英語論文を書く方などにおすすめです.

その他の注意点

冗長な表現は避ける

英語論文でたまに見る,「A study of ~(~についての研究)」「Investigations of ~(~に関する調査)」という表現はできるだけ避けたいです.なぜなら,論文は研究や調査についてまとめたレポートであるため,タイトルで「~の研究・調査」と書かなくてもそれは自明だからです.サーベイ論文やとても広い範囲に触れている論文などではこの表現もアリだとは思いますが,基本的にはこのような表現は冗長だと私は思います.

冠詞・接続詞・前置詞以外の語の最初の文字を大文字に

書式についても少しだけ触れたいと思います.英語論文のタイトルでよく見かける,「各単語の頭文字を大文字にする書き方」についてですが,全ての単語の頭文字を大文字にすればよいのではありません.冠詞・接続詞・前置詞以外の語の頭文字を大文字にします.ですので,「and」や「at」などの語は全て小文字にします.

ただし,このフォーマットは全ての論文で適用されるわけではありません.提出先の機関に依ります.ですので,その機関の過去の論文を良く見ましょう.

省略形,固有名詞などは避ける

タイトル内には省略形や固有名詞,またはマイナーな専門用語,式などは避けましょう.

まとめ

論文はタイトルが命!といっても過言ではありません.タイトルによって目に留まるかどうかが大きくことなるので,本記事の内容を参考に,慎重にタイトルを付けてみてください.