英語論文・レポート・メールの書き方 - 使える英語表現・フレーズ集 -

社内報告書や技術論文,Eメールなどで使える便利な英語表現・熟語,書き方や作法を書き留めていくブログ

「(困難・問題など)~に対処する」の英語表現:cope with

【本記事の目次】

本記事では、ある困難や問題に「対処する、立ち向かう」という意味の英語表現・cope withを紹介します。我々は日常、様々な問題を対処し、生活しています。それは仕事でも家庭でも、つまりこの英語表現はどんなときにでも使えるので是非覚えてください。

  • cope with 
    (困難・問題など)~に対処する、立ち向かう

例文としては以下のようなものがあります。

cope with を用いた例文

[例文1]

I coped with the issue by relying on my boss.
私はその課題を上司に頼ることで対処した

[例文2]

The company copes with a complex and a changing situations.
その会社は複雑で変化する状況に対処している

[例文3]

Japan can cope with all kinds of disaster because of many experiences in the past.
日本は過去に起きた多くの経験から、あらゆる種類の災害に対処することができる

[例文4]

They are making an effort to cope with new demands from users.
彼らはユーザからの新しい要望に応える努力をしている

 

【スポンサーサイト】

cope with を使うときの注意:対処するための具体的な解決案は述べていない

「対処する」とか「対応する」という言葉は、(個人的に思うに)日本人が大好きな言葉だと思います。何にでも使えて、その場(会話)を切り抜けることができるから。でも注意したほうが良い点は、「対処する」という表現だけでは何にも具体的な解決策を述べていないということです。外国人と働くと、こういった具体性に欠ける発言はあまり好まれません。私自身、cope withを使ったとき、「具体的にどうやるの?(もっとはっきり言って!)」と突っ込まれました。便利な表現だけに、たくさん使ってしまうのですが、具体的な案がある場合はしっかり述べたほうが良いと思います。

類似表現

「~に対処する」を意味する他の英語表現としては以下のようなものもあります。

  • deal with
  • attend to

「deal with」は非常に良く見る表現で、「対処する、取り扱う」などの意味になります。また、「attend to」も同じ意味で使うことができます。

attend to に関しては以下の記事で使い方をまとめているので、興味のある方は是非ご覧ください。

blog012.ooenoohji.com

まとめ

非常に使いやすい表現ですので必ず覚えましょう。ただし、上に書いたように、具体性に欠けるので使う際は気をつけて、具体案がある場合はcope withではなく、その案をはっきり述べましょう。